散らかった部屋を見るたびに、今度の休みに一気に片づけてしまおう!と考えていたのに、いざ休みになったら時間がなくてほとんどできなかった、という経験はないでしょうか。ちなみにうちの妻は土日の休みで片づける!!と言ってから実際に動き出すのが日曜の午後からで、毎度毎度整理する部分の物を出すだけで終わってしまい、「今日も片付けが進まなかった。。。」といって落ち込んでいます。
- 問題は何か。
土日でやるといっているのに日曜の午後からやっている。物を出すだけで終わっている。といろいろあるけれど、時間配分が間違っているのが一番ではないかと。日曜の午後からやるのであれば2-3時間しか時間をかけられないわけで、それなのに丸一日かかるようなやり方をやっていては当然途中で時間が無くなり、プチ挫折の念と積みあがった荷物だけが残るわけです。
- どうすればよいか。
まず、事前に整理をする時間をスケジューリングしておくこと。時間も先取りしておかないと、あとからやろうと思っていても満足にはできないです。次に確保した時間内でできる内容にすること。
1時間しかないのに、トイレ、キッチン、リビング、寝室。。。と全部の掃除はしきれない。なのでかかる時間を想定して、その時間内でできることに絞る。掃除をするためだけに丸1日を使う!!というのは、あまり良い方法ではないと思います。というのも集中力が続かないし、疲れてしまうから。一つのことだけを延々と続けるのは結構体力と精神力を使うもの。しかもそれが得意ではないことならなおさら。
- 小さな成功体験を積み重ねる
なので、最初のうちは大掛かりなことをするのではなく、30分や1時間でできるようなことから始めるのが良いです。そして出来たら自分をほめてあげる。ようするに成功体験を積み重ねていくのです。成功体験を積み上げることができたら、「自分も片付けができる」というマインドが出来上がってきますし、自己肯定感も上がります。そうすると片付け自体が苦にならなくなってくるので、より大きな壁に取り組むことができます。(開かずの間の整理とか)
筋トレを始めた当初は腕立て伏せも10回もできなかったとしても継続していくと100回できるようになる、そんな感じでしょうか。
片付けは物を捨てるだけ、元に戻すだけ、というのではなく、意外と慣れるまでは難しいです。捨てるにしてももったいないとか思いがからんでくるし。なので捨てることに抵抗がある場合は、「捨てるか保留」の箱を作ってそこに入れておくのが良いと思います。1か月そこから取り出すことがなければそれは使う予定がないものと判断して捨てていく、という感じ。捨てる判断も回数が増えると疲れてストレスになります。
ミニマリストになってストレスのかかる判断作業からも解放されましょう。
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