夏の思い出

お盆休みを利用して家族旅行へ。最近は体験格差という言葉を聞くけど、そんなに平等を求める必要があるのかな。親の経済力で経験できることに差ができるのは残念ながら事実だろうけど、住んでるところや親の考え方によっても異なるんじゃなかろうか。小学生のころはコンビニなんてなかったし、映画も見に行ったことなかったし、漫画を読んだのなんて多分小学3年生くらいになってから。それに比べると今の子供はいろいろ得られていると思うんだけどなあ。それよりも読書や文字から離れていることの方が問題なのではないかと思う。

子供が行きたいといった福井の恐竜博物館へ行ったけど、恐竜もそこそこにポケモンGOをやっているほうが楽しかったようだ。親の立場からしたら、初めて来たところなんだからゲームなんかしないで観光を楽しみなさい!!、と思うけど、考えてみれば自分もそうだった。

親に連れられて旅行に行ったけど、小学生のころなんて名所旧跡なんて興味なくて、親と一緒にトランプしたことの方が楽しくて思い出に残ってたりする。そうであれば、どこにいくかが重要なのではなくて、時間と空間を共有して経験していることが大事なのではないか。今回親子で化石発掘体験をしたけど、これはぜひやるべきだと思う。ひたすらに石を割って化石を探すんだけど、これが楽しくて仕方がない。しかも植物の化石はそこに落ちていたりするし、童心に帰ってひたすら石を叩いてた。今回は巻貝の化石を見つけることができた。ほかの家族を見ても親の方がテンション上がっている方が多かった気がする。

子連れの旅では懐石とかコース料理よりビュッフェが良いと思う。子供は食べたいものを探す楽しみがあるし、テンション爆上がり。ソフトクリームを出す機会があったり、自分で考えて取ったり、いつもより行動も積極的で素直になるし、気遣いすらできるようになる。

全ての物がインフレしてる中正直家計には響くけど、子供との時間は今だけと考えると、日々を頑張って、非日常を家族で過ごす価値はあると思う。また次の機会を作れるように頑張ろう。

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