子供と病院

割と頑丈な方だったのか、運が良かったのか大病もせずインフルエンザも今までに1回なっただけで病院とはあまり縁のない人生だったし、熱が出ても痛み止め飲んどけば治るわと思っているけど、子供のこととなるとそうはいかない。病弱ではなく健康なんだけどそれでも、熱が出たりすれば心配になるし、定期検査で通院となると何もないとわかっていても心労がかかる。子供の体調というのが自分のストレスに大きな影響を与えるというのがとても良く分かった。先週有休をとって子供を病院に連れて行ったけど、それだけのことなのに帰ったら非常に疲れていた。

大きな病院だといろんな症状の子供がいて、それぞれに親が付き添っているんだけどみんな大変だと思う。自分の妻が高熱出しててもとりあえず、薬飲ませて朝まで様子見、と思うけど、子供が高熱出したら救急車呼ばなあかんかも、とか考えたりする。他人の人生に責任を負う、面倒を見るというのはこういうことなんだろうか。子供が産まれたので親になったけど、特に覚悟を持って子供を持ったわけでもなし、子供が小さいときなんかは、なんでこの子がここにいるんだろう、とふわふわした感覚しかなかった。

子供のことが心配になると、健康面だけではなく、学力、運動などその他の面でも口を出したくなってしまう。そりゃそうだよね、自分の子に進んで苦労させたい親なんていないだろうし、時代は違ってしまっていても、自分が良いと思う価値観の中で半強制的のようなアドバイスを行ってしまいがちになるのは今は良く分かる。自分の親があまり口を出さずにいてくれたというのは両親の器の大きさもあったのだろうか。その点はまだまだ心もとない。だから「○○しなさい」とか「○○してはいけない」と命令形が多くなるんだよね。見守るって本当に難しい。

病院から帰った後に一緒にご飯を食べたときの子供の笑顔が本当に輝いて見えた。

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